CSR活動について

CSR推進体制の構築

当社では、CSR活動方針や計画などの重要事項を審議する機関としてCSR推進委員会を設置しました。同時に、経営会議で決定した内容をスピーディに実効するため、CSRにかかわる部署の担当者で構成されたCSR推進チームを設置しました。これらの活動の取りまとめ役をCSR推進部が担当しています。

CSR活動取り組み方針」の策定

創業の精神に基づいた「企業行動基準」を軸とし、社会的責任を果たすための企業活動を行ってきました。この普遍的な弊社創業精神を土台とし、社会の期待に応えるため、この方針を事業全体の方針として位置づけ、各事業に周知徹底を展開しています。

CSR活動報告

マネジメント

当社では、大阪市産業振興局 産創館 財団法人ロボットラボラトリーにて、約1年3か月シニアアドバイザーとして活動して参りました。主に、関西で活躍されている様々な要素技術を有する企業様と関西で活躍されているIT企業とをマッチングし、関西から新しい製品を生み出すきっかけを作る活動です。例えば、センシングディバイスやサーボモーター、アクチュエーターの製造企業とそれを制御するITディバイスを掛け合わせて新たな製品を企画するものです。また、ITRT技術展の展示会を主催し、リアルな展示とアイデアを生み出す場を提供しました。

上記のような知見とLSI組込開発、人工知能技術を駆使することで、日本の第一次産業を改革する事業に邁進することによって、社会の発展に寄与させていただく所存です。

環境(ドネーション活動)

当社では、鹿児島県 徳之島 伊仙町にて町全体の清掃活動に参加させていただきました。弊社ならびに元バレーボールプロ選手らと共に、徳之島の自然環境の保護を目的に、早朝から町に落ちているゴミを収集する活動を実施しました。その活動は、奄美新聞にも取り上げられております。

研究(走行データロギング)

当社では、自動運転AIの開発に際し、様々なECUの情報を取得し、GPSやカメラとの連動をはかる装置の開発を行う中で、極限かつ障害物のないサーキットでテストを行っています。

その活動が、徐々に成長し、日本のプロレーサーの登竜門である、鈴鹿クラブマンレースにフル参戦するまでになりました。アジア各国から来る競合相手に、実績カテゴリー日本一を争う競技は非常にシビアで、面白いモータースポーツであることは間違いありません。こういった人と人の感覚同士が激しくぶつかり合う時に起こる現象を観察しています。

研究(マグロ釣り)

当社代表は、青森県、大間にて毎年8月クロマグロを釣りに遠征しています。漁業ロボを開発するにあたり、マグロを釣ったことが無い人間が本物を超えることが出来ないので、その人間と動物のやりとりを体系化するために実施しています。釣ったマグロは150Kgを超え、持ち帰るのではなく、地元民におすそ分けし、また来年もこの北の津軽海峡で釣らせていただくのです。

次世代(育成事業)

当社では、鹿児島県 徳之島 にて3つの活動を応援実施しております。一つは、伊仙町議会議員さまらと徳之島における次世代産業の創造を目的とした、意見交換会を実施しました。首都圏におけるIT企業のサテライトオフィスを伊仙町に設置する計画です。また、地元農業の後継者問題に対応した、新しい農業ビジネスモデルについて意見交換を行いました。さらに、地元中学バレーボール部が一同に会し、元バレーボールVリーグ選手らがバレーボールを教えるプログラムの協賛をさせていただいております。

経営基盤

当社は、環境・次世代・コミュニティの3つの重要 課題を、社会への価値創造に向けた取り組みとして推進する一 方で、それらの取り組みを支えるとともに、全ての企業活動の 基盤として「盤石な経営基盤に不可欠な取り組み課題」を推進し ています。 これらを効果的に進めるために、次の8つを取り組むべき項 目と設定しています。

  1.  ・ステークホルダーとの対話
  2.  ・リスク管理
  3.  ・お客さま満足度
  4.  ・働きやすい職場・労働環境
  5.  ・公正な取引・競争
  6.  ・コーポレートガバナンス
  7.  ・反社会的勢力への対応